福山眼科 (ドクター)

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院長 福山 会里子
趣味はドライブという福山先生。夜中に松任谷由美やサザンのCDをかけながら車を走らせたり、娘さんと一緒に遠出をしたりするそうです。自分でもレーシックを受けたいと思っているそうですが、病院を休めないという理由で機会を逃しているとのこと。でも、いつかは、と願っているそうです。
眼科専門医
レーシック執刀眼数 約415眼 (2006年3月現在)
その他の内眼手術執刀眼数 約9500眼 (2006年3月現在)
勤務年数 13年
経歴 1985年  佐賀医科大学医学部卒業
1985年  九州大学医学部眼科学教室入局
その後、同附属病院、浜の町病院、
国立中央病院、九州中央病院に勤務
1993年 現在地に福山眼科医院を開設し現在に至る

ドクターの声

術後の生活を考えて、見え方の質にもこだわります

レーシックを始めたきっかけ、実績

私は眼科専門医として眼の治療全般に携わっていますが、その中でも白内障の手術は多くの経験があります。私の場合は白内障の手術と一緒に乱視も矯正するのですが、この技術については、世界での最先端の中の1人であると自負しています。

アメリカでは白内障手術を行う眼科医の40%が乱視矯正手術も同時に実施しているというアンケート結果もありますが、日本ではまだ一部の眼科医しかこの手術を行っていません。白内障手術と同時に乱視も矯正すると術後の裸眼視力が良くなり、患者さんの生活の質を上げるのに役立ちます。

先日、乱視が強すぎるために眼鏡を装用しても視力が不良である患者さんが来院されました。乱視矯正をすると眼鏡を装用して0.1の視力が裸眼で0.7まで回復し、とても喜んでいただけました。この患者さんは、10年程前に白内障の手術を受けた際、乱視の矯正がなされなかったためにずっと不自由な生活を送っていらっしゃったのです。

やはり、乱視は視力や見え方の質を下げている要因でもあります。ですから、当院では13年前の開院当初から角膜形状解析装置を取り入れ、乱視矯正角膜切開術(AK:Astigmatic Keretotomy)を行ってきました。ただし、AKには、軸ずれ・不正乱視の惹起・過矯正等の術中合併症が起こることがあり、これを少なくした乱視矯正角膜輪部切開術(LRI:Limbal Relaxing Incision)が、アメリカで発表され、当院では以後この手術を中心に乱視矯正を行ってきました。この術式に於いては、世界でも最先端の工夫を行っており、アメリカやヨーロッパの学会でも発表を毎年続けています。しかし、LRIでも、極稀には、軸ずれを起こすことがありますし、矯正精度では、レーシックのほうが上です。

LRIよりもさらに精度の高い乱視矯正をしたい、さらに近視や遠視などの球面度数のずれも同時に治療したいと願ったのが、私がレーシックを始めたきっかけです。実際に自分でレーシックを行うようになったのは2000年からで、症例数はこれまでで約350例です。

また、2005年に入ってからは、通常のレーシックに加え、Wavefrontに基づいたレーシックも始めました。アメリカの学会では、Wavefrontを用いたレーシックの方が良い結果が生じたというデータも発表されています。

当院ではWavefrontの実績はまだ少数ですが、従来のレーシックよりも良い結果が得られています。各個人の屈折値の状態に合わせて精密な照射ができるWavefront方式の方が、通常のレーシックと比べ術後の視機能が良いのではないかと私は考えています。また、当院のエキシマレーザーには、眼球の回旋を認知して、器械内でその回旋にあわせて自動的に照射の位置を変える最新のシステムも搭載されていますので、より良い結果が得られているのだと思います。

眼科医としてのポリシー

私が眼科を選んだのには、3つの理由があります。まず1つめは、患者さんの眼の治療に関して、自分で診察から手術まで行うことができるということ。内科で検査をして外科に手術をお願いするといったバトンタッチをしなくて済むということです。2つめは、患者さんの眼を拝見することで、病気を実際に自分の眼で見て状態が把握できるということです。内科の場合は、血液検査や神経学的所見等から病気を推理しないといけないことがありますが、眼で見て病気がわかるというのは眼科の強みだと思っています。3つめ、そしてこれが1番強い動機です。学生時代の眼科実習の際に、白内障手術の患者さんを担当させていただきました。患者さんは、術前全く見えなかった眼が術後よく見えるようになり、学生でしかなかった私の手を取って「ありがたい。」と泣いて喜んでくださいました。この手術を自分もできるようになりたいと強く願いました。

今は、眼科専門医として日々患者さんの眼の治療に向き合う毎日を送っています。これだけでもとても忙しい毎日ですが、国内外の学会への参加や学会での発表も積極的に行っています。海外の学会では「白内障手術時に同時に行う乱視矯正角膜切開術」に関して発表することが多いのですが、国内では、白内障の術式や眼内レンズ、レーシックに関する発表なども行っています。患者さんに1番良い医療をお届けするためには、常に最新の情報を把握しておくこと、そして自分の行っている治療や手術について振り返ってその結果を検証することも大切です。学会発表は、このためのプロセスのひとつと考えていますし、私の行っている新しい術式を皆様にご報告することで、より多くの患者さんの眼が良くなる一助となれば嬉しいと思っています。

また、学会では、多くの先生方や薬や器械のメーカーの方々にいろいろなお話をお伺いしたり、お知り合いになった先生方の眼科に見学にお伺いさせていただいて勉強させていただくことができたり、違う良い面も沢山あります。今日の私があるのも、このような多くの方々に育てていただけたお陰であると感謝しています。これからも、患者さんの眼に最も良い医療を!を目標に日々研鑽を続けてまいります。

レーシックに対する考え

当院は眼科全般の診療・手術をしています。特に白内障の手術が中心となっています。このため、近視矯正の手術を希望して来院された患者さん以外の方に、近視の手術をお勧めすることはめったにありません。眼鏡やコンタクトレンズでの生活に不自由を感じていらっしゃらない方が無理をして近視矯正の手術を受ける必要はないと思います。ただし、コンタクトレンズによるトラブルを頻繁に起こしていたり、近視や乱視の度数によっては、眼鏡での矯正よりずっと快適な生活になると思われたりした場合には、近視矯正の手術という手段もあることをお話しています。

また、近視矯正の手術を希望される方に対しては、レーシックとそれ以外の矯正方法を含めて説明し、その患者さんにとって最も適していると思われる術式をお勧めしています。

最近は、患者さんも来院の前に屈折矯正手術の術式について、インターネットなどを利用して、よく勉強なさっていて、自分の眼の手術の術式を指定して来院されることも多くなりました。しかし、個々の患者さんにとってどの術式が最も適しているかは、検査をしてみないと判りません。

レーシック以外には、その方の生活状況や眼の状況に応じてPRK(Photo Refractive Keratotomy)やアルチザン(有水晶体眼内レンズ)などをお勧めすることがあります。この有水晶体眼内レンズは、エキシマレーザーでの手術が適応でない方、例えば角膜厚が薄い、近視の度数が10Dを越える、円錐角膜である、などの方々には非常に有用なレンズだと思います。

また、50代後半の方に対しては、レーシックと白内障手術の両方のお話をして、どちらの手術にするか選択していただくようにしています。白内障がすでに起こっている場合もありますし、近視矯正手術と白内障手術を近い時期に両方するよりは、1回の手術のほうがいいとも思われるからです。私たちは、個々の患者さんの眼や生活の状況に1番適した術式を、患者さんの納得が得られるまでご相談して決定させていただいています。

これからレーシックを受けようと考えている方へ

まず前提として、眼科専門医を選んでください。学会等にも参加して常に最新の情報を得て勉強しているということも大切な要件です。また、検査に関しては、安定した納得できる結果がでるまできちんとした検査を行う施設を選んでください。当院では、4名の視能訓練士(ORT)が検査を担当していますが、彼女たちも常に勉強して個々のスキルアップを続けています。実際のエキシマレーザーの度数の決定までには、お1人の患者さんについて彼女たちと私のミーティングを3回以上行っています。

レーシック・PRKや有水晶体眼内レンズ等の近視矯正手術は、患者さんがハッピーになれる手術です。特にレーシックやPRKは短時間でできるために簡単で安易な手術だと思われることもあります。しかし、手術ですから合併症が起こる場合もありえます。検査は指示通り受けて、術前や術後の注意事項も守っていただきたいと思います。

時々、手術までコンタクトレンズを外しているように、とお話していても、内緒で装用してしまう方がいらっしゃいまして、検査データを見るとわかることがあります。「コンタクトレンズを装用しましたね?」と尋ねると、「あっ、ばれましたか!?」とおっしゃる方もいらっしゃいますね(笑)。コンタクトレンズを装用することで角膜の形状が変わって近視や乱視の度数が変化すると、手術結果が悪くなりますし、矯正する度数を最終決定することもできません。「じゃあ、手術を延期しますね」という結果になってしまうこともあります。術後も眼を押さないなどの注意事項や点眼の回数等を守って、術後合併症を起こすことのないようにしていただきたいと思います。

ボイスストアへのメッセージ

ホームページの内容もしっかりしていますし、何かあった時の対応もすばやいので頼もしく思っています。患者さんに対する色々なサービスや情報の提供、さらには私たち医師へのフィードバックなど、ボイスストアの活動にこれからも期待しています。


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